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会長 千葉 泰久

 皆さん こんにちは 会長を仰せつかっている千葉(昭和37年卒)です。

 宇部高校では90周年記念事業を終えて次の100周年に向けてエンジンの始動を開始したところです。市立女学校~県立女学校~宇部中学校の流れ・歴史の中に多くの人々の想いを内に汲み取りながら成長してきたのが現在の宇部高等学校であり、かたばみ会であるのです。

 古くは松尾芭蕉が"月日は百代の過客にして、行きかう年も又旅人也"とかなり穏やかに時の流れと、生きていることを慈しんだ奥の細道での記述もあれば、更にさかのぼって鴨長明が方丈記で"行く川の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず。よどみに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて久しくとどまることなし。云々"とやや世捨て人気味に時の流れとそのはかなさを詠っています。

 私たちもそれぞれの時代に生きる過客(旅人)であり恩師、先輩、友人が年ごとにこの世を去っていかれ自分もその軌道に乗っていることはやむを得ないことであり寂しいことですが、皆で共有した心の中に住む想い・人々は永遠に消えないものなのです。

 そこには、はっきりしたつながりは無くても、先輩ー同輩―後輩の不思議なつながり、"絆"というものが感じられます。この不思議な絆の想いが私たちの胸を熱くします。
かたばみ会は かけがえの無い我々のこころの糧であると考えます。

 かたばみ会への参加を勧めたりすると "なんの意味があるの?"と難しく問われたりすることもあります。"かたばみ会総会は面白くないから行かない"という方がおられたので 僕は率直に申しあげました。"何と 感性の乏しいお方か! 面白く有意義なものにするのは あなたの心の持ち方にあるのに。人のせいにするのでなく もっと人を好きになったらどうですか、人を愛したらどうですか? 結局はあなたの幸せに繋がることなのですよ、無関心でいるのではなく!"と。

 "愛の反意語"は何か?との問いに対し"無関心でいること"とマザーテレサは答えたとか。この無関心でいることは"憎悪、憎しみ"などの先に位置する罪悪だと彼女は言いたかったのだと解釈しています。

 いつの世でも言えることなのかもしれませんが、今、時代は大きく変わろうとしています。
東日本大震災、福島原発事故に伴うエネルギー問題をきっかけに、アジアが、そしてヨーロッパも含め世界が揺れています。
この凄まじい世の中を、しっかりと、焦りながらも、ある部分余裕を持ってゆったりと生きていく知恵と体力と情熱を私たちは諸先輩から受け継いでいると思うし、次世代の若者たちに伝えそして彼らが更に大きく羽ばたいていってくれることを信じましょう。

 ホットしたい気持ちになりたい時、新しい出会いがほしい時 いろんな時に 文化の薫り高い宇部で、宇部高校で共に学んだ思い出を心に 皆でかたばみ会を通じた触れあいをエンジョイしようではありませんか。

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